電気工事の依頼をしたいけど、どうすればいいのかわからない方
電気工事の依頼の手順がわからない!
電気工事が全然わからないから依頼するときの注意点や業者選びに失敗しない方法が知りたい!
そんなことを考えていませんか?
引っ越してきたけどコンセントが足りていなかったり、照明器具を交換したいと思ったとき自分で電気工事が出来ればいいのですが実際なかなかそうはいきません。
電気工事を行うには電気工事士の資格が必要になります。
やはり電気屋さんに依頼したほうが良さそうですね。
でも、電気工事を依頼するとなると、どうやって依頼すればいいのか迷ってしまいます。
電気工事を知らない方は金額の相場や仕事内容がわからないので、どれが正しい判断なのかわかりません。
今回は電気工事を依頼するタメの手順や業者選びの注意点、中古物件を買ったとき電気設備はどんなところに着目しておけばいいのかを解説していきます。
この記事の内容を参考にして判断すれば間違えた選択肢をしないで済みます。
気持ちのいい生活のスタートを切るためにもスタート前に必ず電気設備を確認して、手を加えるなどして事前に解決しておきましょう。
そんなことを言っている僕は、ネクタイをしていたサラリーマン時代を8年間経てこの業界に飛び込みました。
今では電工歴17年、一人で会社を立ち上げてのんびり電気工事をしています。
この記事の信頼性の担保になるかと思います。
電気工事の依頼方法 5つの手順
電気工事を依頼するには手順を踏んで依頼するとスムーズに事が進みます。
手順を頭にいれて依頼するようにしましょう。
まずは検索
とりあえず、ググりましょう。
今の世の中、ネット上にはたくさんのタメになる情報があふれています。
そして検索することに慣れることも大事です。
例えば「電気工事 依頼」ってキーワードで探せば電気工事が依頼できるサイトがたくさんでてきます。
そこから探していきましょう。
ポイントは簡単にお問合せが出来る事。
基本、電話とメールでやり取りが出来ると思います。
メールが苦手な方は電話で、電話が苦手な方はメールで質問しましょう。
僕のホームページを参考にしてみます。
こんな感じでなるべく入力項目が少ないところがいいと思います。
メールでのやり取りが楽です。
僕のところにメールで依頼される方で現場調査までのやり取りが全てメールで済まされる方も少なくはありません。
なのでメールでの会話もスムーズに出来るところが、気持ちも楽になると思います。
地元の電気工事店なのか確認
最近では検索して依頼するサイトは全国で集客しているサポートセンターが多くみられます。
そこから依頼され現場に近い電気工事会社に連絡がいき職人が現地に派遣されるような仕組みになっています。
なので必ず地元の職人が来てくれる訳ではありません。
隣県からも職人が飛んできてくれることもあります。
出来れば地元の会社や職人が好ましいですね。
依頼されるかたのコミュニケーションも取りやすいですし、次に何かあった時には頼みやすいと思います。
特に田舎では身近な存在でお付き合いされている方も少なくはありません。
僕も本業以外での相談で生活して何か困ったことなど、相談されることも少なくありません。
僕が出来ないことなども相談に乗り、僕から他業者の紹介をさせて頂くこともあります。
結果、お客様の問題解決になればいいことなので、出来る限りのことはご協力させて頂いています。
見積もり依頼
サポートセンターなどで
って感じで金額定時されたときや、ホームページ上に金額が表示されている場合はその金額を信用しないようにして必ず無料で見積もりをしてもらえるか確認を取りましょう。
電気工事は実際に現場を見てみないとわからない部分がたくさんあります。
電話で話す内容やメールでの内容では詳しい工事内容が把握できないことがほとんどです。
実際に現場で工事すれば
なんてこともあります。
なので出来れば無料で現地見積もりもをしてもらって確実に金額を知ってから工事の依頼をしましょう。
口頭だけではダメですよ。
書面やメールなどに必ず残すようにしましょう。
僕の場合はメールやSMSなどで連絡することが多いですね。
多数の工事店で比較
見積もりも2社くらいとっておけば納得がいくと思います。
工事内容はお客様が要望を伝え、あとはお客様がその金額で納得できるかどうかです。
電気工事がわからない方がこのように見積もりを取ることをおススメします。
工事会社も自社価格を持っていますので、2社くらいは見積もりをとって比較してみてください。
比較することでさらに気になることもできますし、わからないことや疑問点も出てくることもあります。
例えば僕がエアコンの購入に関して見積もりするときは、量販店やネットなども視野に入れることをお話します。
なぜなら、安い!
特にネットでの購入は安いですね。
工事費込みの値段が入って提示されている事もありますので、よく確認して比較することが大切です。
しかし、ココで気を付けなければいけないのが追加に関しての金額です。
これは現地でのみないとわからないこともありますのでその辺を考えて比較しましょう。
工事日の確認
見積もりが納得したらいよいよ工事日の確認です。
日にちの確認もですが、時間の確認もしておきましょう。
朝からなのか、どのくらいで終わるのか、何日かかるのかなどご自分の都合をあらかじめ伝えておいて日にちの調整をしましょう。
中古物件の電気設備を確認しよう
せっかく良さそうな中古物件を購入したのに電気設備が思い通りに設備されていなかった何んて話もよく聞きます。
中古物件などは生活し始めて初めて気づくことも後から出てきます。
そんな事になる前に必ず確認しておきたい4つの事をお話します。
僕の経験談をもとにお話ししますので、中古物件に住もうと思っている方は確認してみてください。
まずは単相3線式か確認
最近の電化製品では200vを使用するものが増えてきました。
IHやエコキュートだったり様々です。
よくありがちなのが古く安い物件を買ってイザッ、生活し始めるとせっかく
なんてこともあります。
そうなると、200vを使用するためには工事が必要になります。
特に200vを使えるようにする工事は結構なお金がかかりますので注意が必要です。
物件を調査するときには分電盤のチェックを必ずしておきましょう。
では、どこをみればいいのか?
それは電線の数を数えてください。
住宅の電線には単相2線式か単相3線式と呼ばれる配線方法が採用されています。
一番大きなブレーカの頭の方に接続されている電線の数を数えてください。
2本入っているのか、3本入っているのかで違いがわかります。
3本入っていれば200vが使用できます。
2本であれば100vのみになります。
分電盤のカバーをあけて数えてください。
エアコンの設置状況(専用コンセントの確認)
今の日本ではエアコンが無ければ生活が成り立たないって言ってもおかしくないですよね。
光熱費の事を考えれば使いたくはありませんがそういうわけにはいきません。
引っ越す前にはエアコンが設置してあるのか?
設置していなければそこに自分が選んだエアコンが設置出来るのか?
特にコンセントの状態を調べておく必要があります。
自分がつけたいと思っているエアコンが100vなのか200vなのか、それによってブレーカーの変更や配線の変更など状況によっては大きな工事になってきます。
今、求められているのは専用回路のコンセントです。
エアコン設置にともない、いろんな電化製品と共用している電気回路でエアコンの事故が多発したのがきっかけで、量販店なども厳しく指導しています。
要は専用コンセントがなければ設置工事に行けないっといった事です。
僕が実際、某量販店のエアコン工事をしていた時は専用コンセントの工事も一緒にやっていました。
専用コンセントの工事は当然、別途工事になりますのでお客様に請求します。
なのでエアコンは要、チェックです。
照明とスイッチの位置確認
照明やスイッチの位置は重要です。
日常生活においてスイッチの位置が違ったりして違和感があると生活しづらいって感じる事があります。
照明器具もココが暗くて生活しづらいなど、電気設備の位置や使い勝手などをシュミレーションして引っ越す前に解決させましょう。
なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。
その理由は物を置いてしまうと工事が出来なかったり工事の種類によっては金額が上がってしまう可能性があるからです。
なので引っ越す前にその辺の注意が必要です。
コンセントの位置確認
大型の電化製品など設置するときは近くにコンセントがあると非常に便利です。
コンセントが無ければ延長コードやタップなどで延長して伸ばさなければいけません。
電線もズルズルと床に転がしたり、差込口がホコリをかぶってそこからトラッキング現象が発生したりで見た目だけでなく危険までともなうことになりかねません。
コンセントも出来る限り理想に近づけることがいいですね。