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HDMIを知ったうえで配線をしないと2度手間になる

2022.3.18

おはようございます!

今日は『HDMIを知ったうえで配線をしないと2度手間になる』ってお話です。

映像と音声を繋げるための伝送方法として主流になっている「HDMI」。

HDMIが出てくる前は映像と音声の線が別々に接続されていました。

テレビとビデオデッキを繋げるとき映像は黄色、音声は赤と白、って感じで繋げていました。

今では懐かしい存在に変わりつつあります。

そんな中、HDMIの登場で状況は一変します。

1本のケーブルで音声と映像が伝送され、さらにクリアになる画期的なインターフェースの登場でした。

そんな便利で画期的なHDMIにも弱点が存在します。

それはケーブルの距離です。

基本的に、通常のHDMIケーブルでの配線は10m未満での使用が原則とされています。

それ以上の距離を配線するのであれば特殊なケーブルを用意しなければなりません。

知らないことで無駄な時間と労力の浪費する

先日、後輩の現場応援で講義で使うプロジェクターへのHDMIケーブルの配線をしてきました。

4台のプロジェクターへVGAケーブルとHDMIケーブルの配線を2方向から出力できるように配線する工事です。

例えると電気工事でいう3路配線のようなものです。

それが4か所ある感じ。

問題は配線する距離とHDMIケーブルの種類です。

HDMIケーブルは工事側で用意するものではなく、お客様の持ち物で配線します。

お客様は専門知識がある方ではなく趣味でそのようなことに興味がある事務長でした。

事務長は5m、10m、20mの使い古されたケーブルを組み合わせて使ってほしいと言われました。

しかも足りない部分に関してはジョイントして延長してほしいとのこと。

工事する前から「この工事、映らない箇所が出るよな」って思いながらも工事を進めました。

最長で25mも距離がある配線もします。

長距離専用のHDMIケーブルを渡されるのならまだしも、明らかに普通のHDMIケーブルを渡されジョイントで延長して配線している時点で時間の無駄を感じます。

ですが僕の現場ではないので指示に従うしかありません。

そして、工事が終了して出力テストをします。

結果、2か所のプロジェクターが映りません。

やはりジョイントした配線と距離が10m以上の配線がダメでした。

なので配線をやり直してどうにかこうにか映像を映すことが出来ましたが、これもタイミングの問題でいつ映らなくなるかわかりません。

やはり規格の指示通りに適材なものを使用して確実な工事が必要だと思います。

今回のように自分の思いこみだけで実行してしまうと無駄な時間とお金を浪費します。

ちょっとググって調べるだけで解決できることも多いと思います。

昨今映像市場は8kやさらに上のハイクオリティな映像技術を目指して技術開発がされています。

それに伴いHDMIもバージョンを2.1に上げてきています。

そうなるとケーブルもそれに対応して使用しなければなりません。

電気工事のケーブルとは違い、「情報、映像、音声」の伝送に使用されるケーブルは変化のスピードが増してきています。

施工側もこのスピードにおいて行かれないように勉強が必要です。

情報収集を怠らないようにしなければと感じさせられる経験となりました。

それでは今日も一日、ご安全に!

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