電気工事の仕事の年収が知りたい方
「電気工事の仕事って年収はどれくらい?」
「電気工事の仕事で独立すると年収が上がるの?」
こんなこと考えていませんか?
電気工事の仕事に就こう思っていても、実際どのくらいお給料をもらえるのかわからないって方も多いかと思います。
気になりますよね。
そんな夢を抱いている方もいるかと思います。
手に入る金額が予測できれは現状掛かっている生活費や経費などの参考になりますよね。
それを基準に将来自分が描く形もイメージ出きるとかと思います。
そんな夢を描く方に参考になればと思います。
そんなことを言っている僕はネクタイをしてサラリーマン時代を8年間経てこの業界に飛び込みました。
今では電工歴16年、一人で会社を立ち上げて今ではのんびり電気工事をしています。
この記事の信頼性の担保になるかと思います。
最後までお付き合いください。
電気工事の仕事の平均年収とは?
厚生労働省の調べでは電気工事士の平均年収は400万から500万と公表しています。
結論、平均年収はあてにならない。
っていうのが僕の意見です。
これには理由があります。
僕が住んでいる田舎の地域では都内と比べるとやはり差がでます。
それに会社の経営者によって考え方が様々なのでココでもやはり差が出ます。
ココからは電気工事の仕事で得られる平均収入と僕の実際にもらっていた収入を比較していこうと思います。
新人電気工事士の給料の相場とは?
新人電気工事士の収入は平均を見ると20万円くらいになっています。
先に言っておきますが収入の金額は総支給額のことですので、このことを頭に入れて置いてください。
昔僕もそうでしたが年収って答えるとき手取りの総額で答えていいのか、総支給額で答えればいいのかわからなかったので補足しておきます。
話を戻して僕の周りの新入社員で20万円くらいもらうことが出来るのは、ある程度大きな会社になると思います。
小さな個人経営になると15~18万円くらいですかね。(ヤザキ電気調べ、(笑))
大体この額面は高校卒業の18歳くらいが対象ですね。
大卒になるとまた違ってくると思います。
まぁ、大卒になると大手企業の就職が多いので、僕レベルからのスタートした方には参考にはならないかと思います。
僕は畑違いのサラリーマンから26歳での転職でした。
入社した会社は小さな会社で社員も僕が入った時には、社長を除き3人でしたので入社したときは過酷でしたね。
小さな会社とは言え大きな現場を請けていましたから。
その時僕のお給料は20万円でした。
正直これ以下だと生活が出来ないので直談判したのを覚えています。
26歳でココから保険や年金を差し引けば手取りが16万円くらいだったと思います。
イヤー、きびしかった!
家賃を支払って食費と光熱費でほとんど残らなかったですからね。
生命保険などサラリーマン時代に任意で掛けていたもは全て解約しました。
そのくらいきびしかったですね。(笑)
しかし、入社当時は本当に現場が忙しく深夜まで仕事ってことが多く、残業手当がついたので何とかしのげました。
それにこれはサラリーマン時代に予測していましたので、貯金をしていました。
これが大正解!
この貯金がなかったらヤバかった!
そんな状況でした。
正直僕の経験は参考にはならないかもしれませんが、地域がら少数精鋭の会社が多いので基本新人さんの額面は低いように感じます。
現場で経験を積んでいくと給料はどうなる?
基本どの会社も現場経験を積んで会社の利益を生む社員になると給料は上がると思います。
逆に上げていかないと仕事が出来るようになってから辞められては会社的に損をしてしまうので、対価に合った給料設定になっていくと思います。
会社には基本、年齢給があるところが多いので給料自体は上がっていくと思いますが、中には上げてもらえない会社もあります。
僕は常に一定でした。
そんなときは直談判を積極的にしていくことをおススメします。
たとえば現場経験を5年ほど積んで職長で現場を納めるくらいに成長したとします。
これで5年間給料に変化がない!って考えられないことなのでやはり直談判ですね。
ある程度大きな企業になると会社の規約があるのでわかりやすと思いますが、小さな会社だと結構適当な会社も多いので積極的に話し合った方がいいと思います。
行動を起こさないと現状のままってことが多いので、自分の身は自分で守っていきましょう。
資格を取得すると給料はあがる?
これも会社に寄り切りですが基本的には給料アップにつながります。
資格を取得すると会社によっては、入札で仕事を取るうえで有利に働くことがありますので、大体の会社では資格を取得すると給料が上がると思います。
電気工事士には第一種電気工事士と第二種電気工事士があります。
第二種電気工事士は車の免許と同じで、持っていて当たり前って感じなので、あまり給料に変化は無いかと思います。
しかし第一種電気工事士の場合は入札時に関わる資格なので給料アップに期待が持てる資格だと思います。
そしてもう一つ重要なのが1級電気施工管理です。
これは代理人として会社で立てることが出来るので大きな資格になります。
もちろん会社のランク付けにも起因してきますので、とても重要な資格となります。
この辺を自分で考えて会社規約になかったら社長に聞いておきましょう。
これによって資格取得のモチベーションアップに繋がると思います。
電気工事の仕事で独立した後の年収を理解する
独立するとサラリーマンのときと比べてどのくらい稼げるのでしょうか?
結論、稼ぎ方は本人次第でいくらでも稼げる。
サラリーマンとは違い自分で仕事をした分だけ対価を受け取ることが出来るのでいくらでも稼げる。
しかし、税金や消費税の調整も自分でやらなければならないので注意が必要。
電気工事の仕事で
っていう人もいますよね?
一通りのことが出来るようになれば、先のことを考え目標を立て夢を追いかけようとすることは自然なことです。
やはり電気工事で独立してたくさんお金を稼ぎたいですよね。
自由になって仕事をやればやっただけ稼ぎに反映させることも可能です。
そこが独立の魅力的なところです。
では電気工事の会社員のころの収入とでは、どの様な違いがあるのでしょうか?
独立後の収入について掘り下げていきましょう。
個人事業主の年収と売り上げの関係
まず会社員では無くなりフリーになったので、年収の違いを知っておきましょう。
基本的には電気工事での独立は県に登録業者として登録して個人事業主の工事店として活動していきます。
まぁ、現場応援で稼いでいる人もいて確定申告だけしている人も中にはいます。
基本は独立となると県への届け出が一般的です。
個人事業主になると年収と売り上げが同じってことです。
ココを勘違いしている人が多い。
個人事業主の年収は年間で売り上げたもの全部のことを言います。
サラリーマンのときは年間の総支給額の合算した金額を言いますが、個人事業主は経費も含めた全てに当たります。
なのでサラリーマンのときは社会保険や厚生年金が引かれて手取りになります。
一方個人事業主は1年間稼いだ全ての金額から年金や保険、経費に税金などもろもろ引かれて残ったお金が自分の取り分になります。
例えば1年間で500万円稼ぐことが出来たとします。
しかし経費に600万円掛ったとします。
これでは100万円の大赤字です。
このように個人事業主になると経費の計算をしっかりしていかないと大変なことになります。
僕は会社員から初めて一人で仕事して確定申告したときにこの難しさを実感しました。
そう思いますよね。
そうなると今度は所得税が掛かってきます。
この所得税を抑えるのに経費が必要になるのでバランスが重要になってきます。
ただ仕事をして稼げばいいって考えはココを理解したときに改めました。
法人にするとどうなる?
法人の会社にするとどうでしょう?
結論、350万円以上の所得だとお得な可能性が出てきます。
こちらの図を見てください。
この図でイメージがわくかと思います。
ちなみに僕はこの本を読んで会社の設立を決めました。
結論、僕の場合は会社にしてよかったと思っています。
当時仕事をもらっていた上位の会社の人に相談したとき
と言われていました。
今考えると、しっかりと理論付けられた答えが返ってこなかったのを覚えています。
やはり素人に意見を求めても適当な答えになってしまうので、自分で納得するまで調べ抜くことがおススメです。
それか実際に同じ境遇にあって先行で実行している人が権威性をもち納得できる答えをくれるかと思います。
話を戻して僕が実際に感じた会社設立のメリット・デメリットをお話します。
会社設立のメリット
これはやはり節税ですね。
本当に良かったと思います。
電気工事の仕事は現場を収めて初めてお金になります。
僕の場合は毎日現場で仕事するってスタイルはやめていますので自分が納得した案件を見定めて仕事を取るようにしています。
過去に痛い目に合っていますので。(笑)
運がいいときは儲けが出る現場に当たり、かなりいい利益が出るときがあります。
そんなときは法人にしておいてよかったと思いますね。
法人で使える保険などを利用して節税出来たり、僕のように一人で会社をやっていると控除をうまく利用するために給与設定を自分で考えて設定します。
なので税理士の先生と相談しながらのんびりやっています。
会社設立のデメリット
ココまで聞くと
って思うかもしれません。
でも、僕が感じるデメリットも聞いて参考にしてください。
僕が一番感じる事は税理士にかかるお金です。
僕は税金の関してはまったくと言っていいほどわからないので税理士の先生にお願いして会社の税金や決算報告などのほとんどをお願いしています。
会社では必要なことなので顧問契約をしています。
僕の場合は経理的なことも含めてやってもらっていますので僕的には助かっています。
お金がかかるのは毎月の顧問料金と会社の決算報告時の料金です。
ちなみに僕の会社は建設業許可も取得していて会社の決算とは別に申告するので、その分さらにお金がかかります。
僕の場合は税理士の方が良心的なので料金もそれほど掛かっていない方だと思います。
まぁ、売り上げもそれほどないので簡単みたいですけどね。
事務員を雇う事を考えれば全然安上りなので僕的には問題ないですね。
一応、デメリットとして上げてみましたが僕的にはそれほど痛手にはなっていません。
でも建設業許可はどうなんだろうって思いますけどね。
最近はそれほど大きな金額の現場を請けていなのでいらないかなって思いますが、官公庁の仕事にあると小さな現場でも必要となるし迷いますね。
税理士の先生もいろいろな方がいますので、よく調べてから契約することをおススメします。
契約料も様々ですので。
まとめ
ココまで電気工事の仕事の収入について僕なりの経験談を交えてお話しましたが、電気工事の仕事での収入は結論、地域でかなり差がでること。
特に都心部と田舎では仕事量も単価も違ってきますので地元で就職を考えている方は、今考えている会社のリサーチを徹底的にすることをおススメします。
もう一つ、電気工事の仕事は会社の考え方でかなりの差が出てきます。
一番多いのが求人内容や面接では休みがこれくらいで拘束時間がこれくらいって説明があると思いますが、ゼネコンや建築関係に関わっている会社では約束の時間通りってことはほとんどないと思います。
それは現場の状況によって建築の進捗合わせた施工が必要になるので残業はもちろん、休日出勤もあるということを頭に入れておいた方がいいと思います。
電気工事の仕事は想像以上に大変だと思います。
しかし他の仕事では味わえないやりがいや達成感が味わえるのも事実です。
この感覚は努力や辛いことを乗り越えれば必ず誰でも手に入れることができます。
個人的にはチャンスがあれば挑戦してもいいかなって思います。
何事も行動してみましょう。