今日は『電気工事士の再現性』についてお話します。
経済産業省の電力安全課が出している「電気保安業界における人材確保」に向けた検討の資料を目にしました。
その資料は平成31年のモノですが、電気工事業界の本質をついていて面白いものでした。
2016年から調査した結果から検討された内容です。
簡単に言うと「電気工事士が足りない。それに向けて人材の育成をしよう」って感じです。
育成の内容でオンラインであったり、VRを使用したりなど意見が出ていました。
ただ電気工事をオンラインで習得させることは本当に難しいことだと思います。
僕もそこを目指してYouTubeやサロンに挑戦しています。
電気工事士の現状
結論として、電気工事士は減少傾向にあります。
統計からも第一種電気工事士は20.4万人に対して2万人の不足。
第二種電気工事士は2045年に出ている想定需要が約8.6万人に対して0.3万人程度不足する見込み。
第二種電気工事は何しろ入職者の減少が大きいようです。
就職先として電気工事士や電気工事業を認知したきっかけが、電気工事業に関係する親族や身近な人の紹介が大きく依存していてターゲット層への認知度が低い。
要は本来、成長して主力になる高校生や専門学生への認知度が低い。
工業高校や育成施設も減少しているようです。
確かに地方でも電気工事士の親族や親子関係が多いと思います。
そして離職率も多い。
これは職場、現場環境の問題が多く、その一つに「電気工事って想像と違ってた」などのギャップです。
現場の情報が少なく伝わりにくいのが電気工事士です。
特に高校生が卒業する前に学校だけの情報で十分満たされるわけがありません。
学生から社会人になるだけでも大変なのに。
再現性が難しい電気工事士
これらのことを考えても再現性が難しい職業の一つだと思います。
僕は個人的に前々から感じていたのでYouTubeを始めました。
正直映像だけでは電気工事士にはなれません。
しかし多少の再現性はあると思います。
映像を含めたカリキュラムをつくり自ら学習するし、現場に持ち込むことで電気工事士の再現性を高めることができると思います。
現にYouTubeのコメントで結果が出たと報告を受けたこともあります。
あと肝心なのは飽きさせないこと。
これが一番大切。
今回の経済産業省の検討されているカリキュラムを見ていると理屈は凄くわかるし、理論的には間違いないと思います。
でも、相手は人間。
それも高校卒業生をターゲットにしていれば尚の事。
なにで訴求するかがポイントですね。
これは僕自身にも言えることで毎日考え悩んでいます。(笑)
リアルな電気工事をオンラインでのぞくだけ!
たったそれだけであなたが思い描いた電気工事が出来るようになります。
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それでは今日も一日、ご安全に!