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目安になる漏れ電流測定

2022.3.14

おはようございます!

今日は『目安になる漏れ電流測定』のお話です。

昨日は絶縁抵抗計について少しお話しました。

絶縁抵抗計に関連している漏れ電流についても、ちょこっと知っていると面白かと思いましたので今回のテーマにしてみます。

現役の電気工事士でも漏れ電流の計測方法や漏れ電流用のクランプの存在を知らない方もいます。

それはしょうがないことで、トピックにも追加しましたが電気工事会社の請け負っている工事の種類で漏れ電流の知識を知らずに過ぎてしまう方もいます。

既存建物の保全を保つ時は漏れ電流の存在や測定方法を知っていくと非常に役に立ちます。

電源を落とさなくても測れる漏れ電流計

その名の通り漏れ電流とは漏電の事です。

絶縁抵抗測定は基本的に電気を流す前に試験をします。

それが絶縁抵抗測定(メガー)です。

メガリングなんて言ったりもします。

絶縁抵抗測定を行うときはブレーカーを落として作業しなければなりません。

ですが保全の現場では「電源を落とすことが出来ない」現場も存在します。

そんな時に役にたつのが漏れ電流測定です。

電源を落とせない現場はサーバーを管理している会社や24時間365日運転している工場などがあります。

そんな時に機器を稼働させながら漏れ電流を測りたいとき、役立つのが「漏れ電流計」です。

使い方は僕のYouTubeチャンネルでも詳しく説明していますので、気になる方はその部分だけでも見ると参考になると思います。

漏れ電流計の測定方法は2つあります。

  • 電線(電源を供給する配線)を複数本はさむ方法
  • 接地線をはさむ方法

基本的にはこれだけです。

覚えてしまえば簡単です。

特に電源線をはさむ方法は漏電ブレーカーと同じ原理が働くのでそのイメージを持っておくとわかりやすいかもしれません。

フィルター機能が便利

漏れ電流測定にも弱点があります。

それはインバーター機器に発生する高周波です。

これを拾ってしまうと安定した測定ができません。

なのでこれを除去する「フィルター機能」付きの測定器がおススメです。

もしこのような場面に遭遇したら自分がどんな計測機器で対応すべきか一度考えて購入する余裕が欲しいですね。

僕は何度も自分の知識の無さで、無駄な失敗を繰り返してきました。

反省です。

いつも言っていることですが、情報があふれている現在、情報取集をいかに早く自分に合ったものを選んでいくかでだいぶ違います。

日々の勉強ですね。

僕自身もメンバーさんの情報を勉強させていただき、日々の活動に役立てます!

それでは今日も一日、ご安全に!

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