ヤザキ電校の「リアルな現場」に投稿した『増圧ポンプのブレーカー交換』の続きです。
動画でも少し話しましたが、この現場の『契約変更』をすることでお客様の負担が減ると思います。
簡単に状況の説明をすると「増圧ポンプのブレーカーが落ちる」と連絡が入り点検に伺いました。
結論、ブレーカー交換でひとまず終了。
経過を見ることになります。
詳しくは動画で説明しています。
そこで発覚した事は「過去、井戸水を使用していた」事でした。
「それが何?」
って感じですよね。
今は井戸水を廃止して水道水を利用しています。
ですが井戸水用の制御盤がまだ設置されていました。
制御盤の設置はそのままでも問題ないのですが気になったのが、その制御盤専用のブレーカーの存在です。
「低圧電力」(動力の契約)を確認してみないとわかりませんが、もしかしたら契約もそのままの状態かもしれません。
なので管理会社から情報を頂き確認してみました。
エナジーパートナーとパワーグリッド
まずはお客様の領収書をもらい内容の確認をしました。
現状の契約は基本料金が8kwになっています。
現場の状況から判断しても2.2kwの増圧ポンプだけなので基本料金を落とせるかもしれないと思い「契約変更」の手続きをすることにしました。
現在は電力自由化に伴い東電以外の電力会社の参入が可能です。
ですが非常に手続きが面倒になりました。
今回は東電との契約でしたが、それでも2社とのやり取りが必要になります。
まずは「東京電力エナジーパートナー」からメールでのやり取りが始まります。
そしてWEBでの申し込みをすませて問題がなければ「東京電力パワーグリッド」からメールが届きます。
そしてWEBで設備登録をして問題がなければ落成へと進み「契約変更」となります。
いま超簡単に書き込みましたが実は問題だらけです。
今の現状を話します。
「パワーグリッド」の申し込みでつまずいています。
エナジーもパワーグリッドもWEBの申し込み方法がわかりづらい。
申請を毎日やるような方であれば慣れると思います。
しかし僕みたいにたまに申請をする人からしてみれば非常にわかりづらい操作方法になります。
「どんなところが?」
って言われると文章での説明が長ったらしくなるので、これも動画にして説明します。
まだパワーグリッドと格闘中なので一連の作業が終わったら動画制作に入ります。
個人事業でやられている方は慣れるまで苦労すると思います。
申請もDX化へ
申請方法も今では申し込み用紙やFAXなどは使いません。
すべてデジタル化にしてWEBのみで完結するようになっています。
とても便利な時代になったと思います。
が、いっぽうでそれについていけない方もいるのが現状です。
もう一つ僕が操作してみて感じたのは兎に角操作方法がわかりづらい。
例えば今まで動力の契約プランは「低圧電力」と表現していたのが商品を増やして「動力プラン」が現れたりします。
結果としては「低圧電力」の継続になるのですが、そこの区分の説明も操作中にわかるようにしてもらいたいと思います。
そんなことが多く出てきます。
東電側の情報収集の事だけを考えたソフトです。
もう少し操作する側のことを考えたソフト開発をリクエストしたいですね。
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