今日は『電気料金が上がり続ける理由』についてお話します。
ここ数か月の電気料金の値上がりにビックリしています!
毎年この時期の電気料金と比較しても1500円くらいは上がっているように感じます。
「いや、マジであがったなぁ」
と思いつつ少し調べることに。
予想はしていましたが、やはり背景にはエネルギー価格の高騰に影響があります。
そのエネルギー価格と電気料金を結びつける仕組みが「燃料費調整制度」です。
日本は火力発電に依存している国です。
火力発電に使う燃料価格は常に変動します。
そんな価格に反映して利用者側の料金も乱高下してしまうと、僕らの生活にも電力会社の経営にも大きなダメージを与えることになります。
その変化に動じないように導入されたのが「燃料費調整制度」です。
過去3か月間の天然ガスや石炭、石油価格の平均を算定して、2カ月後の電気料金に反映させる仕組みになっています。
現在日本では発電量に占める火力発電の割合が2020年の実績で76%。
そのうち石油が6.3%、天然ガスが39%、石炭が31%となっています。
意外に天然ガスの割合って多いんですよね。
日本では原油と天然ガスの間には相関性があります。
なので原油価格が上がれば天然ガスも上がります。
コロナの影響もありますが、最近では中東の石油施設の爆発や火災、ウクライナをめぐるロシアと欧州の緊張状態が続いていることから供給への懸念が高まっています。
YouTubeでもよく目にしますがウクライナの情勢は緊張感が高まります。
双方の打開策が出て解決する方向に進んでもらいたいです。
そんな世界情勢に左右されながらも、日本は外からのエネルギーに頼らなければならない。
今の日本は世界から見れば何の強みもない国になり下がろうとしています。
唯一の車産業もテスラに大きく抜かれトヨタブランドも怪しくなってきた気がします。
何か一つ日本の強みが欲しいところです。
僕的には日本の海底に眠る『レアアース』に期待しています。
この研究が成功すれば日本も大きな産業革命がおこるかもしれません。
暗い話題の中でも一筋の光に期待するのも楽しみの一つです。
それでは今日も一日、ご安全に!
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